本日45周年を迎えます
おはようございます。
本日、4月5日で当院は45周年を迎えることとなりました。
父の38年、そして父から僕に代替わりして7年の月日が流れました。
父に20年以上前に治してもらったという方が
今もなお、たまにケガでひょっこり現れます。
ちょうど昨日来た、新患だと思っていたぎっくり腰の50代の患者さん。
既往歴で幼少期に鎖骨骨折があり、聞けば父に治してもらったとのこと。
もう30数年前の話だそうです。やっぱり父は偉大です。
親と同じ道に進んでわかることがたくさんあります。
父は今も元気ですが、仕事に関しては全く何も言われないので、
たまに今はこんな感じです、とLINEで報告したりしてます。
そういえば一昨日、今年小学生になる男の子が
たけのこ採りで斜面で転倒し前腕骨の骨折で来院されました。
この子もいつの日か、大人になって、
ここで診てもらったことがあると言ってくれるのでしょうか。
振り返ると僕の代になってからもたくさんの患者さんが来られました。
小学生だった子は高校生、中学生だった子は大学生、
みんなどんどん大きくなって僕の背もどんどん抜いていっていきます。
虫切りで来ていた子がちょっとお兄ちゃんになったと思ったら
肘が抜けたと言って急患で頼ってきてくれたり。
中学の時に診ていた子が遠方の高校で寮生活していて、
帰省の時にお土産持って顔を出してくれたり。
仕事を通じて得たものがとても大きくて大きくて、
僕はいつも身体を診させてもらえることに感謝をしています。
整骨院の仕事だけでなく、
若輩者の僕にたくさんの指導をしてくださる業界の諸先輩方のおかげで
視野・見識も少しずつ広がっていき、今すこしずつ大人の階段を上っています。
去年から勉強している新しい治療法も大変好評で、
新しいことを1年に1つずつやりたい!って思うことを見つけて勉強しては
施術の幅を広げていますが、正直今年はまだ心に響くやりたい新しいことが見つかっていません。
今ある技術で満足したくないのでまたしっかり見つけていきたいと思います。
ただ、施術以外でインソールの所属団体の足の学術フォーラム全国大会が
今年は大阪開催で、そのスタッフをするのでその辺り、バタバタするのもあるので
そっちに集中するためにも今は、今を一生懸命僕なりに頑張ろうと思っています。
なんとなく毎年4月5日は僕にとって所信表明のような日であり、
新年度の時期に開業日が重なってくれているので4月5日という日は
僕にとって気持ちをしっかり引き締める最高のタイミングなんです。
僕の父がそうだったように、
子どもに胸を張ってお父さんは頑張っていると、
背中で示せる、そんな仕事をしていきたいと思います。
2018.4.5 二代目院長 畠中博之