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筋膜リリース(IASTM)

筋膜リリース(IASTM)

IASTMテクニックによる筋膜リリース

 

今、世間では筋膜リリースがすごく流行っていますが、筋膜リリース自体はかなり前からあるメジャーな施術法です。

 

ただ、当院の筋膜リリースの施術は少し変わっています。

 

当院の筋膜リリースはIASTMテクニックにより筋膜をリリース(解放)していく、純度の高いステンレス製のツールを使用する軟部組織モビライゼーションです。

 

筋肉を包んでいる〝筋膜〟は偏った姿勢や、スポーツ等によるオーバーユース(使い過ぎ)により筋肉、靭帯、関節包などに癒着してしまうことがあります。このような筋膜の癒着を探し、リリース(解放)することを特殊なステンレス製のツールを使って施術する施術法です。

 

ほとんどの方に施術前と施術後の身体の変化を実感して頂けます。当院で採用しているのは本場米国製のSMARTTools®日本生まれのmadeinJapanにこだわったskinstretchです。

 

両方に利点があるので6つを部位別疾患別に使い分けています。

 

筋膜リリースとは

 

筋膜リリースとは、癒着した筋膜をはがすこと、

滑走性を取り戻すこと、です。

 

・滑走性が良い

 

正常な状態の場合、筋肉が活動する際にはヒアルロン酸が潤滑液となり、深筋膜がスムーズに収縮します。

 

・滑走性が悪い

 

筋膜が癒着を起こしている状態。

 

使い過ぎ、運動不足、不良姿勢、ケガなどにより潤滑液となるヒアルロン酸が足りなくなり、凝集化(凝り固まった)深筋膜同士の滑りが悪くなります。(滑走性の低下⇒癒着)

 

痛みの原因

 

痛みを感じるセンサー(ポリモーダル受容器)は筋膜に多く分布しているため、筋膜の癒着が痛みを引き起こします。滑走性が低下することにより、ヒアルロン酸が凝集(凝り固まる)してしまい、コラーゲン繊維が硬化してしまいます。

 

その結果、筋膜が癒着し硬くなってしまいます。それにより可動域制限、運動痛などの症状につながります。

 

イメージでいうと、シャツを誰かに引っ張られて身動きが取りにくいような、そんな状態です。

IASTMの効果

①体性自律神経反射

 

ツールで皮膚を摩擦させることにより振動刺激が起こり、それにより神経の受容器である伸張レセプターに働きかけます。

 

 

 

 

 

 

 

すると、血流の増加により温度が上昇します。そして凝り固まったヒアルロン酸や硬化したコラーゲン繊維が流動化されて、それにより滑走性が正常な状態に戻り、可動域の拡大や運動痛の減少が期待できます。

 

 

 

 

大腿四頭筋への施術の様子

足底腱膜炎への施術の様子

その他、治療に忙しいので写真がないので公式サイトから引用

②リモデリング

 

ツールで摩擦すると、筋膜を始めとする硬化した軟部組織が破壊されます。そのため、皮下での炎症反応を起こし赤いあざのようになることがあります。(あざは1日~数日で消えます)

 

この反応により、血流が増加し血行が良くなったことにより、ヒアルロン酸に水分が行き届き、筋膜の滑走性が正常化します。壊れた軟部組織は柔らかい正常な組織として再生(リモデリング)されます。

 

アキレス腱炎への施術の様子

 

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