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アイシングの重要性

アイシングの重要性

2013年12月08日(日)12:24 AMケガについて,ブログ

当院は整骨院として当たり前なんですが、外傷の患者さんが主となっています。

と、いっても外傷ではない、鍼灸保険を使用しての慢性疾患の治療や、完全自費での鍼灸治療を受けられる患者さんもおられます。

では、前置きはこのぐらいにして、今日はタイトルにあるアイシングについて、少し書こうと思います。

スポーツの現場において、とてもアイシングは大切
ですね。

当院は痛みに強い治療院です。

当院でもアイシングはとても重要視しています。

アイシングの効果について、ブログの最後に載せておきますので興味のある方は読んでみてください。

このUPした写真のアイシングシステムがあります。
icing

痛みを訴えて来られる患者さんが多いので、使用回数もこれに比例して自ずと多いです。
なので専用循環液もすぐ無くなるので、たくさん補充用に置いています。

この治療機器は

徹底された管理により、凍傷などにならず常に一定の温度で、安心安全に患部を冷却

することが出来ます。



この治療機器は別途費用などは一切かかりません。

冷罨法といって健康保険の範囲内での治療です。このようなアイシングシステムを使って効率良く治療を行なうことは当院では、患者さんの早期のスポーツへの現場復帰、または社会復帰のためにより良いと考えます。


*アイシングの効果*


①血管収縮・毛細血管透過性の減少

冷却による血管の収縮により、損傷部分周囲に流れる血流量が減少します。

また、その組織及び組織周辺の毛細血管透過性も減少し、損傷を受けた組織周囲の内出血や浸出液が最小限に抑えられ、血腫についても、最小限に抑えることができます。
その結果、二次的損傷の範囲も最小限に留めることができ、ひいては損傷部分の回復を早くすることができます。(損傷の程度にもよりますが、受傷直後の出血が最大で、安静を保てば約5分後までには自然に止血に向かいます。つまり、できるだけ早いアイシングの開始が重要です。)

②局所的体温低下による代謝の減少

冷却による局部的な体温低下により、局部における新陳代謝が低下します。これにより血腫による低酸素所状態がおこっても、細胞の壊死を最小限に抑えることができます。
また、壊死した細胞片を消化する酵素も、体温低下による活動制限により、正常な細胞の破壊の範囲を最小限に留めることができます。更に、新陳代謝を低下することにより、発痛物質の生成を減少させることにもつながります。

③疼痛に対する麻酔作用

冷却により、損傷部の感覚受容器の反応が鈍くなり(閾値の低下)、その結果疼痛を感じにくくなります。更に感覚神経の刺激伝達の遅延が起こり、中枢神経への感覚インパルスの減少が見られるようになります。その結果、疼痛が軽減します。
また、疼痛の軽減により筋肉の緊張が減少し、正常部での血液循環が改善されます。

④筋活動の低下(筋肉細胞の活動の低下)

冷却による局部的な体温低下により、受傷部の筋肉の興奮と活動性を低下させ、さらに周囲の筋肉の緊張を減少させます。


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