前後際断
こんばんわ、ブログの時間です。
本日で今年の施術は全て終了しました。
今年一年、ご来院いただきありがとうございました。
患者さんが多く来てくださるのは毎年のことですが、今年は特に年間を通し、私が父の跡を継いで過去一番、患者さんが多く来ていただいた年になりました。
自費施術の予約の枠は1日に3枠しかないので、取りたい日に取れなかったり、通常の時間は混むし、ご不便をおかけしたこともあったかと思います。それでも患者さんみんな混雑してても待ってくださり、私は本当に恵まれているなぁとしみじみ感じます。
信頼できるスタッフも頼もしく、来年10年目と5年目の二人のスタッフは私が何か言うことなく、かゆいところに手が届くような、特に10年目のスタッフは私に先をいき、例えるなら、かゆくなる前にムヒを渡してくるような人です。
子どもの頃から大人になってからも通った歯医者さん(残念ながら今はもう閉院)や、かかりつけの内科は私が子どもの頃から大人になるまで同じ看護師さんや受付さんでした。大人になった今でも、いつもの顔ぶれを見ると安心するものです。
当院に来る学生や子どもも大人になった時に当院に再び来る機会があったとしたら、きっと同じように感じると思います。スタッフにはそんな存在にこれからもあり続けてもらいたいと思います。
そんな二人と共に一緒に今年最後の診療後、大掃除を行いました。大掃除前に近くのやんぎさんで腹ごしらえ。
相変わらず美味しい。カウンターで3人横並びで食べました。
その後はひたすらみんなで掃除して掃除して掃除しました。最後まできっちりした仕事をしてくれて本当にありがたいです。私が施術や、院外の仕事に集中できるのは彼女たちのおかげです。
そして妻が公私共に支えてくれるからこそ健康で、パワフルな姿でいつも患者さんの前に立てています。日頃からお世話になっている先生方、父、兄弟、友人に支えてもらい、今の自分があります。
私という実は未熟な人間が、いざ人前に出たら、あら不思議、パワフルな人間に見えるのは、私の周りのお世話になった全ての方々のおかげなんです。
え、パワフルには見えない時もあるって?
それは私の努力不足。ん〜大目に見てください。笑
でも私はいつもその都度、何事に対しても今出来るありったけの力で取り組んでいます。
前後裁断という言葉をご存知でしょうか。江戸時代に活躍した沢庵禅師の言葉です。※吉川英治による小説宮本武蔵にも出てくるお坊さんです。
この言葉は私は知らなかったんですが、先日まで毎週録画して見ていたドラマ「海に眠るダイヤモンド」に出てくるさだまさしさん演じる和尚さんが説いていた台詞に出てきた言葉で知りました。
※このドラマ、めちゃくちゃ良かったんで、ぜひ見ていない方は見てほしいです。ドラマの話でブログ1本書きたいくらいです。
劇中の台詞を引用すると、
「前後際断て言うとよ。
ほら過去には生きられんやろ、
未来にも生きることはできんたいね。
だから今に最善を尽くすこと。
意味の無かことは一つもありません。
良かことも悪かこともすべてね。
すべてを抱えて一生懸命生きていく、
それが人間たい。」
と、さだまさしさん演じる和尚さんが言っていました。その時すごく心に響いたので、後で調べてみたんです。
前後際断とは、「前(過去)と今、今と後(未来)の際を切り離して今を生きよ」という意味で、過ぎ去った事にこだわらず、起こるかどうかも分からない事に不安にならないように、過去も未来も断ち切って、今出来る事を一生懸命にする、ということだそうです。
これってどんなことにも通じる考え方だなと思うんですよね。
怪我した事実をいつまでも悔やんでも始まらないし、かといってこれから先の起きるか起きないかわからない怪我を恐れても仕方ないし、今できる事を全力でするしかないですよね。それが骨折のリハビリなのか、はたまた靭帯断裂のリハビリなのか。
試合の敗戦を悔いて、次また負けないか憂いていても始まらない、そんなことでは勝てるはずの試合も勝てないでしょう。
だからこそ今を生きる、今出来る事を一生懸命する、という事なんでしょうね。この考え、自分の仕事に本当に繋がるし、自分の中ですごく腑に落ちた言葉です。
充実した2024年は今日を持って過去のものとして切り離し、今、この瞬間から気持ち新たに一日一日を一生懸命に大切に過ごしていきたいと思います。
とりあえず、、、
外れた過去は切り離して、年末ジャンボ買いに行こ。
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