患者との関わりの中で嬉しかったこと
こんにちわ、ブログの時間です。
少し話は遡ります。
数年にわたり、とある競技のとある高校生の女の子に
インソールのサポートをずっとさせていただいてきました。
その子はインターハイに出たり、国体に出たりと活躍していました。
あらかじめ書いておきますが、
別に僕の作製したインソールがすごいわけではなく、
最初から抜群に強く、優秀な選手でした。
僕の作製したインソールで上手くなったわけではありません。
ただ、故障は減りましたし、足裏の水ぶくれは無くなり、
足の動きも良くなったと喜んでくれて、
ずっと継続して年4足ペースで作製していました。
そんな彼女が今年大学生になりました。
東京の、それも誰もが知っている有名大学です。
大学リーグでも強豪で、大学でも競技を続けるべく、
入学前にインソールをまた作製しました。
ちなみに先日帰省したのでまた1足追加作製しました。
ここからが今日のお話なんですが、その彼女、
大学の入試のとき、小論文でインソールについて書いたそうなんです。
学部が人間科学部で、将来は人の身体に関する
モノづくりをしていきたいと思っているそうで、
保護者のお母さんとその子から
小論文はほぼほぼ先生(僕)のことを書いたんです、と言われました。
自身が競技のする上で悩んでいたこと、それをインソールを
〝とある整骨院の先生〟に作ってもらい、パフォーマンスが上がり、
かつ足の痛みもなくなり良いプレーができるようになったこと、
このことにより、彼女は人間工学に基づくモノづくりをしたい
と感じるようになったと小論文に書いてくれていました。
たった1㎜、2㎜の調整で人間の動きが変わる、インソールに限らず、
数ミリ単位で精密な調整によって作られる工業製品は世の中にあふれています。
それを人の手で作り出せたら、、
自分の手で作れたらそりゃ面白いに決まっています。
僕がインソールにはまったのはそんな理由です。
数ミリ単位で人の動きをコントロールできたり、痛みを軽減できたり。
そんなことを感じてもらえて、
それを進路にしてもらえるなんて、
なんて光栄なんでしょうか。
まだまだ未熟ですが、16年この業界で仕事をしてきました。
跡を継いで8年目になります。
僕が中学生の頃で会った子達は大学生、
高校生の頃に出会った子達は社会人です。
結婚して子ども生まれてママになって
子どもをむしきりに連れてきてくれた子もいます。
たくさんの出会い、つながりが僕の喜びです。
試合の結果も楽しみだし、進路も、成長も、何もかも。
これから先も、患者さんとの出会いを大切に、
患者さんと向き合っていきたいと思います。
そうそう、患者さんが書いた小論文、
嫁さんや子どもに自慢したくてコピー取らせてって言ったけど、
NGでした。(笑)
それでは皆様、良い休日を。
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