子どもの靴にとって一番大切なこと
おはようございます。
突然ですが、問題です。
この二つの靴
それぞれ何㎝の靴だと思いますか?
昨日の3歳に満たない患者さんの靴、
あまりにびっくりしたので
写真を数枚、撮らせていただきました。
ちなみに現在実寸14.0㎝の足長の子です。
この二つの靴、グレーが患者さんの靴で
赤が当院のサンプル用に置いてる靴です。
で、サイズなんですが、なんと!!
グレーが14㎝、赤が15.5㎝なんです。
これには驚きました。
この靴を半年前に購入して
いままで履いていたようです。
歩き方が変というママさんの相談でしたが、
たしかにこのような靴では歩行が
不安定になってもなんらおかしくありません。
この年齢は1か月で約1㎜大きくなるので
半年前は13.5㎝程度だったと思われます。
中敷きは両方実寸16㎝ありました。
ということは、、
グレーの靴は捨て寸20㎜
赤い色の靴は捨て寸5㎜
ということになります。
※靴には捨て寸といって先に少しゆとりがあり、
大人で1~1.5㎝、子どもで5㎜程度です
ということは購入当時は先がなんと
2.5㎝も余っていた靴ということです。
これは問題です。
そもそも13.5㎝の足の子どもの靴に
14㎝の靴を本来勧めることも問題なんですが。
捨て寸を多めにとることもケースによっては
ないことはない、、、のですが。
この子のママさんも靴屋で勧められて
購入したそうなんですが、そのとき
先が結構余ってるけどええんかなぁ、、
って思ったそうなんです。
不安な時は中敷きを外させてもらって
足を当てさせてもらってください。
踵で合わせて指先が5㎜程度余っていればオッケーです。
何か気になることあれば
24時間いつでも相談してください。
僕のiPhoneにすぐに届くようになっています。
寝ているとき以外はすぐに目を通します。
少々お時間頂きますが、
即日返信させていただいております。
和歌山県の医療従事者で
唯一のA級ライセンスを持つ
フットケアトレーナーの院長が対応します。
ここ最近はインソールの問い合わせ、
作製依頼が多く、
必ずお電話にて確認が必要です。
« 牛町公園の掃除 | 中学生・高校生の外反母趾 »