モートン病にはインソールを
2015年08月15日(土)1:24 AMオーダーメイドインソール,ケガについて,ブログ,往診,鍼灸治療
【足の裏のしびれ感や痛みで悩んでいませんか?】
原因のわからないしびれ感や痛みに悩んでいませんか?ひょっとしたら、それはちゃんとした原因があるのかも知れません。
モートン病って?
足の裏のしびれ感や痛みの中で、もっとも多く見られるのはこの『モートン病』です。
靴が原因であることが多く、足の裏の前あたりに繰り返し衝撃があると、そこで炎症が起こって神経が圧迫されてしまいます。
どんな症状?
まずは下記の写真を見てください。
モートン病の症状としては、上記の写真の赤い×印のところを押さえると痛み、水色の斜線を部分がしびれたり、感覚が鈍くなったりします。
この写真では、第3・4趾または第2・3趾で起こっていますが、他の趾でもあり得ます。このモートン病の特徴は2本の趾にまたがって症状がでてくるところです。
なぜ痛くなるの?
足の指の間には指神経が通っています。細い神経なので、少しの力で圧迫されてしまいます。
下記の写真のように体重がかかり、足の横アーチがつぶれてしまうと、支える力を緩衝する滑液包との間で指神経が圧迫され、結果、足の裏のしびれ感が生じます。
つまり、繰り返し衝撃が加わることや、足に合わない靴を履いていることによって横アーチが崩れてしまい、神経が圧迫されてしびれが出てしまいます。
また、3番目と4番目の足指の間には指神経が交錯して神経腫と呼ばれる神経のかたまりがあります。この神経腫が圧迫されて症状が出る場合もあります。ちなみにこの神経は感覚神経なので、指の動きが悪くなるようなことはありません。
どうして痛みが起きてしまったの?
普通、歩行時は踵から着いて足の裏を通ったら母趾の付け根に体重は移動します。そして母趾からそれぞれの趾に体重は移動します。
ところが、
足の指の動きが制限されてしまうような靴、サイズが合わない靴を履いていると、スムーズな体重移動ができず×しるしに圧や負担をかけてしまいます。
どうすればいいの?
そんな場合は当院では靴のサイズの見直しの指導やそれで改善が見られない場合には、足底挿板(オーダーインソール)を作製します。
インソールによって崩れてしまった横アーチを復元します。
足長と足幅を測ることも可能です。何よりも自分のMYサイズを知ることはとても大切なことです。
モートン病はほとんどが保存療法で治ります。まずは当院までお問い合わせください。
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