ジャンパーズニー
ジャンパーズニーとは、膝蓋腱炎・膝蓋靱帯炎・膝蓋腱障害のことです。
ジャンパーズニーはオスグッド・シュラッター病と共に
スポーツ障害の中でも多くみられる膝の痛みです。
しかし、 痛みの原因・痛みの場所・痛みが出る時期、全て違います。
ジャンパーズニーは成長期以降に起こる障害です。
好発年齢は15~20歳頃で、比較的成長が落ち着いた頃に起こります。
オスグッドは小学校高学年から中学生ぐらいによく見られる成長期に生じる障害です。
グンと背が伸びる時期に痛くなります。
ジャンパーズニーは骨の成長段階で大腿四頭筋による脛骨の牽引力が強くなり、軟骨が膨隆や遊離してしまう事で炎症を起こし、痛みが発生してしまいます。
膝を伸ばす運動っていうのは
骨盤から出ている大腿四頭筋⇒膝蓋骨⇒膝蓋腱(靱帯)⇒脛骨粗面と力が伝わっていきます。
膝の曲げ伸ばしを繰り返す事で、大腿四頭筋に過負荷がかかり、筋肉の柔軟性は失われます。
※大腿四頭筋が影響するのはオスグッドと同じです。
その状態で運動をさらに続ける事で、膝蓋骨を介して膝蓋腱が引っ張られ炎症を起こします。
これにより膝蓋骨のすぐ下(すぐ上の場合も)に痛みが生じてしまいます。
原因としては
膝関節を使う過度なスポーツ
ウォーミングアップ・クールダウンの不足
大腿四頭筋のオーバーユース(使い過ぎ)
柔軟性低下 骨盤・股関節・足首などのゆがみ・可動域の低下
足に合っていないシューズ、インソールの使用などです。
ということは、この逆をすればジャンパーズニーを予防することが出来るということです。
徹底した自己管理、そして当院で鍼灸治療やアイシングなどのケア、
そして必要であれば治療するということが大事です。
インソールに関しては長崎県長崎市と大阪和泉市に良い先生がいます。
長崎県長崎市 すこやか整骨院http://nagasaki-ashi.com/