アイシングの効果
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アイシングの効果

*アイシングの効果*

①血管収縮・毛細血管透過性の減少

冷却による血管の収縮により、損傷部分周囲に流れる血流量が減少します。
また、その組織及び組織周辺の毛細血管透過性も減少し、損傷を受けた組織周囲の内出血や浸出液が最小限に抑えられ、血腫についても、最小限に抑えることができます。

その結果、二次的損傷の範囲も最小限に留めることができ、ひいては損傷部分の回復を早くすることができます。(損傷の程度にもよりますが、受傷直後の出血が最大で、安静を保てば約5分後までには自然に止血に向かいます。つまり、できるだけ早いアイシングの開始が重要です。)

②局所的体温低下による代謝の減少

冷却による局部的な体温低下により、局部における新陳代謝が低下します。これにより血腫による低酸素所状態がおこっても、細胞の壊死を最小限に抑えることができます。
また、壊死した細胞片を消化する酵素も、体温低下による活動制限により、正常な細胞の破壊の範囲を最小限に留めることができます。更に、新陳代謝を低下することにより、発痛物質の生成を減少させることにもつながります。

③疼痛対する麻酔作用

冷却により、損傷部の感覚受容器の反応が鈍くなり(閾値の低下)、その結果疼痛を感じにくくなります。更に感覚神経の刺激伝達の遅延が起こり、中枢神経への感覚インパルスの減少が見られるようになります。その結果、疼痛が軽減します。
また、疼痛の軽減により筋肉の緊張が減少し、正常部での血液循環が改善されます。

④筋活動の低下(筋肉細胞の活動の低下)

冷却による局部的な体温低下により、受傷部の筋肉の興奮と活動性を低下させ、さらに周囲の筋肉の緊張を減少させます。

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